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謎のオンラインサロン謎のオンラインサロン

SUMMARY

謎のオンラインサロンにたどり着いた融解班。そこで待っていたのは「100問の謎解きガチャガチャ」だった

YouTube周辺に居る“主催者に近しい人物”

2月26日21:30、100年後の未来に生きる探偵「イオリ・ハートフィールド」から、「デスゲーム『ALTÆR CARNIVAL』を抹消するため、力を貸してほしい」という旨の動画が届きます。

イオリによると、『ALTÆR CARNIVAL』のYouTubeチャンネル周辺に、デスゲームの関係者がいるとのこと。そこで、『ALTÆR CARNIVAL』の配信アーカイブを確認すると、コメント欄にそれらしき人物を見つけることができます。

該当の動画

これらのコメントから、彼らが所属するオンラインサロン「HIGH conscious lab.【ハイコンシャスラボ】」が発見されます。

【融解班の活躍】

上記アカウントが怪しいことは、イオリが登場する以前から怪しまれていました。そんな中、イオリが「『ALTÆR CARNIVAL』のYouTubeチャンネル周辺に、デスゲームの関係者がいる」という情報を提供したことにより、彼らがデスゲーム関係者であることの信ぴょう性が極めて高くなりました。

そしてイオリの動画から約3分後には、「HIGH conscious lab.【ハイコンシャスラボ】」が発見されることとなります。

100問の謎解きガチャ

「HIGH conscious lab.【ハイコンシャスラボ】」にたどり着いた融解班でしたが、同サイトは入会資格が必要な会員制となっており、トップページから先に進むことはできませんでした。

しかし、トップページには「今回特別に、入会資格がない方もサロンを閲覧できる機会を設けました。ご希望の方は、当サロン公式LINEを友達登録していただき、閲覧専用パスの獲得にご挑戦ください。」とも書かれており、謎を解くことで“閲覧専用パス”が手に入るようになっています。

そこでLINEを友達登録すると、以下のメッセージが送られていきます。

〇〇さん
HIGH conscious lab.です。
友だち追加ありがとうございます。

閲覧専用パスを獲得するには、100問の謎を解く必要があります。
この試験に挑戦される方は「ドロー」と入力してください。

なお、「ドロー」はおひとり様1回限りとなります。

実際に「ドロー」とメッセージを送ると、1枚の問題が出題されます。

このガチャは一人1回という制限が設けられており、どの問題が排出されるかはランダム。問題は0~6までのレアリティに分かれており、まずは100枚全ての問題を集め、それを解いていくことになります。

しかし、謎解き開始からおよそ2時間後、レアリティ4以降の問題が一切排出されていないことが明らかとなります。これにより、完全にランダムではなく、何かしらの法則性があるのではないか、という可能性が浮上します。

実はこのガチャ、レアリティによって排出される確率が異なるのではなく、ガチャを回す時間によって、排出されるレアリティが異なる仕様になっていたのです。その仕様とは、「ガチャを回した時間に含まれている〇の数によって変化する」というもの。たとえば、10:16ならレアリティ2、08:08ならレアリティ6の問題が排出されます。

【融解班の活躍】

上記の仕様により、本来であれば、最短でも2月27日08:08にならなければ全問出揃うことはないはずでしたが、融解班のパワープレイにより、2月27日00:40頃に全ての謎解きが突破されます。開始から3時間の出来事です。

この謎解きは、こちらのページにて問題がまとめられており、今からでもお楽しみいただけます。

問題の答えをbase64でデコードする

100問全ての答えを合わせると、以下の文字列になります。

RmluZCB0aGUgZHJhZ29ucyBoaWRkZW4gaW4gdGhlIGpldC1ibGFjayBkYXJrbmVzcyBhbmQgbG9vayBpbnRvIHRoZWlyIGV5ZXMu

これをbase64でデコードすると、以下の文章が導き出されます。

Find the dragons hidden in the jet-black darkness and look into their eyes.

(漆黒の闇に隠れた龍を見つけ出し、その目をのぞき見ろ。)

「漆黒の闇」という言葉から、それぞれの問題の明度を下げると、ドラゴンの模様が浮かび上がってきます。

そこで、100枚の問題を並び替えて、ドラゴンの絵柄を完成させることになります。以下は、その完成形です。

【融解班の活躍】

各問題に模様が仕込まれていることは、100枚の問題が出揃う前に気付いていました。

しかし、100枚の画像を並び替えることは大変です。そこで融解班は、ホワイトボードツールを使って絵柄を共有し、数百人のユーザーがリアルタイムに並び替えていきました。

その結果、100枚の問題が出揃ってから、約10分でドラゴンの絵柄が完成します。

モールス信号とシーザー暗号

先ほど出てきた「漆黒の闇に隠れた龍を見つけ出し、その目をのぞき見ろ。」という文章をもとに、ドラゴンの目が描かれている部分を見てみると、「9」の文字が確認できます。

では、次は何をすれば良いのか……。ここで、ドラゴンの絵柄に掛かっている“謎の模様”に違和感を覚える必要があります。

実はこの模様、モールス信号になっているのです。

モールス信号の答えは「tivrkzmzkp」。この文字列と、先度の「9」を組み合わせることで、正解にたどり着けるわけですが……。

ここで登場するのがシーザー暗号です。

「tivrkzmzkp」の各文字をそれぞれ9文字スライドさせると、以下の正解(HIGH conscious lab.の閲覧専用パス)が導き出されます。

正解:creativity

【融解班の活躍】

深夜にもかかわらず、謎解きの参加者は3時間で4000人を超え、全ての問題が約3時間30分で突破されました。

HIGH conscious lab.の内部へ

「HIGH conscious lab.」の内部には、様々な情報をご覧いただくことができます。

ぜひご自身の目でお確かめいただければと思います。

「HIGH conscious lab.【ハイコンシャスラボ】」
Password:creativity

LINEから突然の連絡

2月28日20:19、「100問の謎解きガチャ」で使用された「HIGH conscious lab.」から、突然メッセージが送られてきました。

このメッセージは「Bくん」を名乗る人物が発信したもので、YouTubeのアドレスが添えられています。

正体不明の「Bくん」は以下のように語り、3月2日22:00にライブ配信を行うことを告知しました。

はじめまして。

僕は、みなさんと同じく、
『祭壇の死亡遊戯事件』を追っている人間です。

名前は、仮に『Bくん』とでもしておいてください。

みなさん、僕がHCLに設置したページの謎を
突破してくれてありがとうございます。

おかげで僕は、事件の黒幕『清根史楼』が、
HCLの隠しページに“事件の重要データ”を
置いていると知ることができました。

隠しページにたどり着くためには
HCLを管理しているLinuxサーバーに入る必要があります。

そして、彼がつくった『秘密の質問』システムを突破できれば、
サーバーのログイン情報が手に入ります。

これを突破するのは、きっと僕一人ではできない。
どうかまた、力を貸してくれませんか?

僕といっしょに、事件の黒幕を追い詰めてください。

 

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